2025年10月28日
トリーター:浦﨑

カメラ修行中!

浦﨑です!

フィールド調査チームとして相模湾鯨類目視調査が始まってから、これまであまり触ってこなかったカメラを手に取るようになりました。少しずつ慣れてきましたが、まだまだ修行が必要です。2か月に一度の調査だけではなかなか腕が上がらない、、、!
ということで、「もっとカメラを持って海に出てみよう!」と思い立ちました。

もともと学生の頃から、離島や海へ行ってイルカやクジラを観察するのが好きでしたが、写真に収めることはあまりしてきませんでした。最近はせっかくの機会なので、カメラを持参するようにしています。

少し前の話になってしまいますが、8月に出会った鯨類のお話です。

お盆真っ只中、御蔵島にドルフィンスイムに行った帰り、御蔵島と三宅島の間あたりでなんとマダライルカの群れに遭遇!
他の乗客も気づくほど、船のまわりを飛んでいました。

しかし、「マダライルカです!!」と胸を張って載せられるほどの写真は撮れず、、。
ピント、明るさ、天候による調整、、、写真って本当に奥が深いですね。

この日も実際はもう少し空が明るかったのですが、写真ではどんより暗い曇り空になってしまいました。シャッターを切りながら設定をいじるのは本当に難しい!
今設定している間に見失ってしまうかも、、と、どうしても思ってしまうんです、、。

続いて 8月後半。
このときはイルカ、クジラを探すためだけに乗船! 行き先は八丈島。日帰りのため、島での滞在時間はわずか40分ほど。
前夜に出航し、夜が明けると同時に海を眺め八丈島へ。下船して少し休憩したのち、東京へ戻る船の上で再び観察です。
相模湾目視調査でも感じますが、一日中海を眺めているだけなのに、不思議と時間があっという間に過ぎていくんです。この時は、八丈島と御蔵島の間でバンドウイルカの群れに出会いました!

水平線近くで白い水しぶきが見えるな〜と思ったら、ジャンプを繰り返しながら移動しているイルカたちでした。

なんだかずんぐりむっくりしていて、えのすいのバンドウイルカ「ルイ」にちょっと似てるかも? なんて思いながらシャッターを切ります。

広い範囲に群れが散っていたので、「どこを撮ろう!?」「どうやって追おう!?」と慌てながらの撮影でしたが、何枚かは“まあまあ”な写真が撮れた…ような気がします。

ちなみに、神津島あたりでも鯨類を確認できましたが、一瞬の出来事で種類が分かるような写真は残せず。自然相手の撮影はやっぱり一筋縄ではいきません。

次こそは「これは自信の一枚!」と言えるように修行を続けます!

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