2025年11月18日
トリーター:小形

これを読めば今のペンギンたちがすぐ分かります 2

前回 10月 12日のトリーター日誌でもお伝えしました、ペンギンたち全羽のご紹介! パート 2です!!!(これを書くのに結構時間かけてます笑、大変です。ぜひとも最後まで読んでいただきたい!)

後半戦トップバッターは「コメ」から。

2021年に新潟県の水族館より来館!
繁殖を目的として来ましたが、なかなかオスと仲良くならず …
なんなら誰とも群れたがらない、ツンデレのツンしか無い! みたいな性格でした。
そんな「コメ」にも最近「ユイ」という仲良しのペンギンができました!(拍手)
こんなクールビューティーな感じの「コメ」を射止めた「ユイ」もすごい!
2羽のようすを温かい目で見守っています。

「ホワイト」

兄弟の「マーチ」と共に 2016年に愛知県の動物園からやって来ました。えのすいに来た日がホワイトデーだったことにちなんで 2羽の名前を付けました。今思うと来館したときはまだ 2歳であどけない表情をしていましたが、今ではとっても立派なオスに成長!自己主張も強いですし、くちばしで突くパワーも強いです! ごはん待ちのときに足に激痛が走るとだいたい「ホワイト」の仕業。早くよこせ! とトリーターの足を突いてきます。もちろん私たちも黙ってばかりではいられませんので、「ホワイト」とはよく喧嘩します。

「マーチ」

兄弟の「ホワイト」と同様に、とても力強く縄張り意識も強い立派なオスに育ちました。メスのペンギンからモテるので、いつも「マーチ」の周りはなんだか騒がしく、よく争いが起きています。しかしながらペアの「フク」を大事にしていたりと子育て上手な一面もあり、これがモテる秘訣なのかなと。これを書きながらしみじみ納得している私です。
写真は巣材として渡した人工芝の欠片を一生懸命巣に運んでいるようすです。

「テン」

2017年に生まれ、人工育雛(いくすう)で育ちました。「テン」が卵から孵化したときから成長を見守ってきたので、「テン」に関してはこの短い文章じゃ語り尽くせません!きっと「テン」は私の喜怒哀楽全てを見たことがあるはず。それだけ人と一緒に成長してきたのでペンギンとのペアリングがなかなかうまくいかず悩んでいましたが、「テン」なりに最近は少しずつ他のペンギンとの関わり方に変化も見えるように。これからも程よい距離感を保って仲良くしようね。

「ナイス」

本当の親ではなく、子育て上手な「ルビー」と「サニー」に育てられた「ナイス」。小さい頃はいつまでも親離れせず、子育てに厳しい「サニー」には内緒で、こっそり「ルビー」からごはんを貰っていた姿を思い出します。名前をよく覚えてくれているので、呼ぶといつも全速力で走って来てくれる姿がたまりません! かわよい!

「ウメ」

お腹の点々模様が多いので、ペンギン初心者の方でもすぐに見分けられるはず。
朝は機嫌がいいのかまだ起きていないのか、顔をわしゃわしゃしても怒らないので毎朝必ずわしゃわしゃするのが私の朝の日課です。昼間にやると嫌な顔されます。

「ソラ」

一言で表すなら「好奇心」!
毎日探検したりいろんなところに登ったり、せわしなく動いています。ちょっと大股で歩くようすが特徴的で、仲良しの「ナイス」を呼ぶともれなく付いて来ます。


きょうは残りの 13羽を一気にご紹介する予定でしたが、書くのに熱がこもりすぎてしまうので、続きはパート 3として来月に持ち越したいと思います!!
すみません! 来月もぜひ楽しみにしていてください!

ペンギン・アザラシ

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