2026年01月22日
トリーター:松田

今年最初のベストショットは

もうそんな日付でもなくなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
スマホのカメラでいつでも手軽に写真が撮れる時代になりましたが、みなさんが今年最初に撮った写真は何だったでしょうか。 年越しパーティー? 初日の出?
私は夜な夜なひとり作った年越しうどんの写真でした。 そんな写真フォルダを見返して少し寂しさを覚えている、獣医師の松田です。

私たち医療チームは職種柄、仕事中でもスマホで写真を撮る機会が多いです。
けがをしている部分の写真を撮って経過がどう変化しているか観察したり、違和感がある部分を撮影して正常時の写真と比べたり。
あまり普段おこなわないような処置などをおこなうときは、動画で撮影して同じ状況になった際に参考にできるよう残しています。 採血など、普段からおこなっている処置などももちろん撮影しています。

そんな私ですが、先日治療と関係なく「鰭脚類たちの顔写真を撮る」という機会がありました。 そこまで写真に自信があるわけではないのですが、最近のスマホカメラの性能はすごいですね、なかなかの写真がたくさん撮れました。 その中から何枚かみなさんにもおすそわけをいたします。

まずは昨年お母さんになったミナミアメリカオットセイの「ライラ」。 今回は毛が少し乾いていてキュート。


次はミナミアメリカオットセイの「ルシア」。 白内障手術の名残で眼がやや白みがかっていますが、まっすぐこちらを見つめる視線にハートを撃ち抜かれました。


ミナミアメリカオットセイの「アポロ」です。 横の永江トリーターは写真を撮るという話を聞きつけて、のりのりで入ってきてくれました。


どんどんたくましい顔つきになってきたミナミアメリカオットセの「アトム」。 将来有望です。


個人的に顔がとても好きなオタリアの「ヒミコ」。 言語化できない良さがそこにあります。


ゴマフアザラシの「ワカ」です。 膨らんだ鼻の穴が愛くるしい。


ゴマフアザラシの「ココ」です。 膨らんだ鼻の穴が愛くるしい。


そして最後にゴマフアザラシの「オガ」。 こちらが今回の松田的ベストショットです。 ほぼ真正面から、目線もしっかりいただきました。 おでこのあたりが明りで反射しているのもなんか良いなと思っています。

以上、ガラス越しでなく展示場内で撮影ができるトリーター特権をフル活用した写真たちでした。
撮った写真を見返しながら、それぞれ特徴があって面白いなあ などと思うと同時に、そういえばこんな風に生き物たちの顔を真正面から見る機会って今までそんなに多くなかったかもなと感じてしまいました。
先にも書きましたが、患部の写真を撮って見たりとかレントゲン写真に目を皿にしたりとか、血液検査結果を見返したりする時間は他のトリーターよりもきっと多いのだと思います。 ですが、そういうデータにばかり気をとられて生き物そのものを見る時間が少なくなってきてはいないかと思った年はじめ。 今年はもっともっと、生き物たちと真正面から向き合っていきたいと思います。

“えのすい” にいらっしゃるみなさんも、スマホやさらに本格的なカメラを持って生き物たちのすてきな写真をたくさん撮ってくださっていると思います。
ですがたまには、カメラ越しでなく瞳のファインダーを通して、生き物たちの姿を心のフォルダに保存してみてはいかがでしょうか。

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