2026年03月22日
トリーター:浦﨑

ハナゴンドウいろいろ

浦﨑です!
今年度の相模湾鯨類目視調査が、すべて終了しました!
先日の調査のようすはフィールド活動に掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください!

今年度の調査全体のまとめについては、、Hトリーターが次回の日誌でご紹介する予定とのことで、今回は鯨類の「個体識別」についてお話しします。

個体識別とは、体の特徴をもとに、1頭 1頭を見分けることです。鯨類の場合、背びれの形や傷、体表の模様などを手がかりに識別をおこないます。

今年度、相模湾で出会ったハナゴンドウたちも、一見するとみんな同じように見えますが、実はそれぞれ違いがあります。背びれの欠け方や傷の位置などを確認しながら、1個体ずつ記録し、番号をつけていきます。

これは一例ですが、こんな感じで背びれや体側の特徴が一目でわかるように整理していきます。
今年度の調査では、ハナゴンドウに 4回出会うことができましたが、これらはすべて別の群れであることがわかっています。これは、こうした個体識別をおこなっているからこそわかることなんです!

現在までに識別されている個体は、30頭以上!

現在、撮影した写真データとにらめっこしながら、1頭ずつ丁寧に確認し、データの整理を進めているところです。
その中でとっても見分けやすい個体がちらほらいるのでここで少しご紹介。

まずはこちら。↓

個体識別の作業をおこなうとき、浦﨑は心の中で覚えやすいように「あだ名」をつけているのですが、この個体は背びれに稲妻みたいな模様があるので「サンダー」と名付けて、膨大な写真データの中からこの個体を探していったりしています。

続いてはこちら。↓

あだ名は「心」です。
背びれの模様が漢字の「心」という字に似ていませんか?

そして最後はこちら。↓

こちらは「流星群」です。
星のような小さい模様がたくさん、そして流れ星(☆彡)のような線状の傷も。

あくまでも浦﨑個人で振り分けやすいようにあだ名をつけていますので、「全然そうは見えない!」と思ってもお許しください、、、!

そして来年度の楽しみの一つは、今年度に識別したハナゴンドウの群れに、再び出会えるかどうかです。今後もし同じ個体に再会できれば、回遊ルートや生存率などのヒントにもつながります。

来年度の調査報告も、ぜひ楽しみにしていてください!

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