みなさん、こんにちは!
えのすいトリーターの花上です。
昨年の 3月から始動した相模湾鯨類調査から、早一年が経ってしまいました。
本当にばたばたの一年だったなぁ…と思いつつ、これからもっと忙しくなるのかぁ…という焦りもあるきょうこの頃です。
さて、前年度のまとめを書くぞ!! っと、気合を入れて、この日誌を書き始めているのですが…書きたい内容が多すぎて…困っています。
まずは、「どのくらい調査したの?」を分かりやすく書いてみます!
2025年度は全部で 6回の調査を実施しました。
5月 7日、8月25日、9月15日、11月28日、1月 6日、2月27日です。
本来であれば、5・7・9・11…と奇数月に調査を実施する予定でしたが、7月は台風…3月はチーム状況的に実施できなかったというのが現実です。将来的には毎月、合計 12回調査に行きたいところです…!
では、6回の調査でどれくらいの時間、海に出ていたかというと…合計 51時間!
天候や調査航路にもよりますが、短い日で 7時間弱、長かった日は 9時間半も調査していました!
これも正直なところ、もっと長く、日の出から日の入り寸前まで調査をしていたいところではありますが、条件的にも体力的にも厳しいです…。
次は 51時間の調査で移動した距離の発表!
大前提に、海で鯨類を探すときには、そんなに速い速度で移動することができません。鯨類を見落としてしまう可能性があるからです。どのくらいの速さで調査をしていたのかというと…時速 20㎞くらい!イメージは自転車で移動しているくらいの感じ! かなりまったりです!
そして 51時間で移動した距離は… 940㎞!
…それってどのくらい? といわれると難しいですが、ざっくり江の島から北海道! 江の島から山口県くらいまでの距離です!
遠いような、まだまだ近いような… これがいつか「地球一周分調査しました!」と言えるくらい頑張りたいものです!
ではでは、ここからが重要なところですね! 鯨類に出会えた回数の発表です!
51時間、940㎞の距離を船で移動していて、鯨類に出会った回数は…
10回でした!!!
これを多いと感じるか、少ないと感じるかは、みなさんにお任せします…。
花上的には「よくこんなに出会えたな!!!」と思っています!
というのも、2019~2023年の間に実施した調査では、49時間の調査を実施して、鯨類の発見回数は 3回だけだったからです。ほとんど同じ調査時間の中で、鯨類の発見回数を 3倍にできたということは、一つの大きな成果になったといえるでしょう!
発見した鯨類の種類は…っと行きたいところですが、内容が濃くなりすぎてしまう気がするので、ここから先はまた次回!!
そして次の調査は 5月上旬頃を予定していますので、そちらの報告もお楽しみに!!
☆2025年度個人的ベストショット
「超遠距離で捉えた単発跳ねのクロマグロ ※鯨類じゃないんかい…」

拡大~調査の裏話~
一日に 8時間くらい船に乗っていると「しんどいなぁ」と感じることもたくさんあります。
まずは酔い系です。調査チームメンバーの伊藤さんは、初回の調査で開始 2時間あたりから酔い始めてしまい、それ以降はただただしんどそうな時間を過ごしていました…。花上の場合、船酔いは基本しませんが、陸酔いにはめっぽう弱いです…。陸酔いというのは、簡単にいうと、陸に戻った後も船に乗って身体が揺られているような感覚になることです。これがかなりしんどく、調査後にえのすいでおこなうデブリーフィング中は基本的に頭がくらくらしています…。
そして意外にしんどくなるのが、「目」です。約 8時間、常に水平線を見つめながら鯨類を探していきます。自分でいうのもなんですが、かなり集中力が試されます。そして、ずっっっと水平線を凝視しているので、目がつりそうになることが何度かあります。調査終了時には、だいたい目が充血していますね…。
大変な中で楽しいこと、うれしいことが起こるのも、調査の醍醐味です。