2006年09月19日

富山湾(3)なつしまのAフレーム

  • 期間:2006年9月17日〜 2006年9月22日
  • 場所:富山湾
  • 目的:日本海の深海生物調査・採集
  • 担当:北田


台風が通過し海は荒れ気味・・・まだまだうねりが残っており体も船の揺れに対応できてない状態です。
でも、私は本当に船に強くなりました。以前の自分だったらもうダウンでした。
さてさて、本日やっと本航海の第一潜航ができました。
ずっと出番を待っていた無人探査機ハイパードルフィンも気合が入っています。
今回は佐渡の南西側で午後からの潜航。カニやらエビやらゲンゲやら、日本海の名物たち・・・かな?

ところでこの写真、どこか見たことある部分ありませんか?
映画「日本沈没」を見た方、または船マニアにはたまらない「なつしま」のAフレームです。この上の青いフレームで映画「日本沈没」に登場する「わだつみ2000」は水面へと降ろされました。現在はこのように無人探査機が付いているのですが、昔は映画のように「しんかい2000」が積まれていたのです。

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT06-19「なつしま/ハイパードルフィン」による富山湾調査潜航

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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