2007年02月28日

五島列島沖(3)海が荒れてきました / 北田

  • 期間:2007年2月27日〜 2007年3月1日
  • 場所:長崎県五島列島沖
  • 目的:長崎大学水産学部ビームトロール調査による底生生物採集
  • 担当:北田 ・ 佐藤


深海調査は 24時間定期的に続いています。
きのうの晩あたりから風が強くなり、海は大時化です。すごい揺れです。
台風の無い時期なので安心して乗船しましたが、やはり何かを呼んでしまったようです。
相変わらずヌタウナギがたんまりと入っています。
魚やエビにとってはやはりヌタが絡み付いてしまい、飼育には厳しい状況です。
しかし面白いイソギンチャクがたくさん取れているので、良い展示も思いついてきました。

まだまだ話は続けたいのですが、船が縦揺れも始まってきているのでギブアップです、すみません、またあした。

こんな魚が入りますこんな魚が入ります

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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