2007年03月01日

五島列島沖(4)帰路へ / 北田

  • 期間:2007年2月27日〜 2007年3月1日
  • 場所:長崎県五島列島沖
  • 目的:長崎大学水産学部ビームトロール調査による底生生物採集
  • 担当:北田 ・ 佐藤


長崎丸もきょうで下船となりました。
きのうまで生物を採集し、イソギンチャクやカニやグソクムシ・魚などを生きて持って帰れそうです。
“えのすい”へ辿り着くにはまた 20時間ほどかかりそうですが、長崎の風景を見ながらゆっくり帰りたいと思います。

→ そして帰ってきました。
走行距離は 2,800キロでした。
生物はみな無事に搬入できましたので近いうちにご覧いただけると思います。お楽しみに。

この網で海底の生き物を捕まえましたこの網で海底の生き物を捕まえました

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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