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航海・採集日誌

2014.06.23 トリーター:伊藤

2014/06/23 青森県・姉沼(2)
地道な調査

採集されたタニシやカワニナ
採集されたタニシやカワニナ
期間:2014年6月22日~2014年6月24日
場所:青森県東北町・姉沼
目的:沼の生物の調査・研究


皆様こんにちは。
私は今、柿野先生と学生3名とともに姉沼の中にいます。
今回のメインは沼の生物による貝殻利用を調べることです。
生きたイシガイ類がタナゴなどの魚に産卵基質として利用されることは広く知られています。今回はちょっと視点を変え、貝殻に注目します。

沼の中は岸辺にヨシやマコモが繁茂するものの、それより沖は一面の泥。泥底に半ば埋もれた貝や貝殻が水底にわずかな凹凸や隙間を作り出しています。
それを利用する生き物がいないかを調べるのです。

調査はまず、園芸用のポールを一定間隔で泥底に突き刺していき、正方形の調査区(コドラート)を20ヶ所以上つくり、コドラート内の貝の数や水質を測定していきます。
ひたすら地道な作業、これこそ生態研究の王道であり、この分野の研究が他分野よりも時間も手間もかかると言われる所以です。

測定が終わったらコドラートを網で取り囲み、水底の生き物をすべて採集していきます。
多くはヒメタニシやカワニナといった巻貝です。
数えるのは後回し。
ひたすらに拾い出して、コドラートごとにまとめていきます。
せっかくの晴天、明るい時間をフル活用して、夕方まで続けます。
時折、魚も入ります。貝の中から出てきたばかりのタナゴの稚魚や、ジュズカケハゼ、ヌマチチブの幼魚たちです。
これらはすぐに測定して放流。
学生さんたちは忙しいなかでも絶えず会話を弾ませながら、さながら沼上のファミレスか?といった雰囲気ですすんでいきます。
それに合わせてちゃんとのっかる柿野先生もさすがです。

そして夕方。
薄暗くなり、やっと本日の作業が終了です。


本日終了!と跳ね回る学生。
この後、連夜作業があるとも知らず・・・

手早く荷物をまとめて撤収。しかし学生さんたちはこの後も、夜な夜なタニシの計測作業が待っています。
そうと知ってか知らずか、テンションは高まりっぱなし。
ああ、その若さが羨ましい・・・ 。


夜な夜な貝の測定。
おーい 何を調べているのよ?


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