いよいよ折り返しです。
今回の航海は荒天の影響で回避航行が多く、船内で過ごすことが多くなっています。
今も荒天回避中です。
そこで、きょうはちょっと船内を探索してみました。
「よこすか」といえば・・・ 1日目の日誌に書きましたが「しんかい6500:以下 6K」の支援母船ですよね。
6Kの格納庫はとても天井が高く、天井には巨大なクレーンが設置されていました。
どんなものを吊すのでしょうか?
きっと 6Kの整備用クレーンなのでしょうね。
格納庫の一番奥には直径が 3cmほどあるワイヤーが 2本、現在冷蔵コンテナの乗っている台座を船尾から格納庫内へ収納するワイヤーです。
巨大なドラムに巻き取られていました。
格納庫の直ぐ横には「6Kチーム」の事務所があります。
ちょっと失礼して覗いてみると(もちろん船員さんの許可をもらって)、これまでのテレビ取材の色紙や宇宙飛行士の毛利さんのサイン入り写真が飾ってありました。
(毛利さんは宇宙と深海の両方に行った方ですよね・・・ すごい方ですね、改めて思いました。)
2階に上がってみると搭乗用のはしごが引き上げられ、奥の方には半透明のサクションホースが積まれていました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)YK16-16 西部北太平洋「海洋酸性化の進行とその影響に関する研究」及び「海底電磁気観測による津波の早期警戒」を目的とした調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています