みなさんこんにちは!
2月も相模湾鯨類調査を行いました。
今回のメンバーは東京海洋大学の中村先生、すぐ船酔いをする鷲見、そしてしっかりしすぎて20代に見えない花上トリーターです。
相模湾鯨類調査とは?と疑問に思った方は、バックナンバーをご覧ください。簡単にいうと、相模湾にどんな鯨類がいるかを色んな方法で調べています。
そして、今回が実は 6回目の「相模湾鯨類目視調査」ですが、これまで鯨類を確認することはできていません。
7~8時間かけて船上から鯨類がいないか調査をします。
今回はどうなるか、不安と期待が入り混じりながら東京海洋大学の「青鷹丸」に乗船し、三崎港から伊東港を目指し出航しました。
また、今回も毎正時間(各時間の 0分)には水温、天候、風向、風力量、海面の状態、GPSを用いた位置情報の記録をしました。
目視調査は 3人で行います。
2人が船首に立ち、左舷と右舷でそれぞれ目視で鯨類を探します。
残る 1人が記録係です。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。