2023年12月14日

鹿児島湾 生物調査(6)
新日丸調査 1日目/足立

  • 期間:2023年12月14日~12月15日
  • 場所:鹿児島沖
  • 目的:深海生物調査
  • 担当:足立・八巻
新日丸新日丸

鹿児島での最後の調査は、新日丸に乗船し、ROVでの深海生物観察です。
かごしま水族館の方と一緒に乗船します。

新日丸新日丸

居室居室

食堂食堂

“えのすい”からは2度目の乗船です。かごしま水族館ではハオリムシやタギリカクレエビの調査でお世話になったことがあるそうです。
今後の当館の深海生物調査においても、良い関係が築けたらいいなと思います。

大きなROVは、JAMSTECのハイパードルフィンとほぼ同様なようです。

ROVはくようROVはくよう

操作する船員さんとは別部屋で、映像を観察でき、映像を見ているだけでも潜水艇に乗っているような気持ちになれます。

生物の豊富な場所、まばらな場所、いろいろ見られましたが、深海のお花畑は、やはりきれいですね。
かごしま水族館の方と同じタイミングで歓声を上げてしまった風景をご紹介しますので、歓声を上げてください!

深海のお花畑深海のお花畑

新日丸での深海調査は明日も続きます。

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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