2024年10月09日

マレーシア クラゲ調査(1)
1日目/渡部

  • 期間:2024年10月9日(水)~10月18日(金)
  • 場所:マレーシア
  • 目的:東南アジアのクラゲ調査
  • 担当:足立・渡部


みなさん、こんにちは! 渡部です。
きょうは、足立トリーターとともにある場所へ向かっています。

空港です!
朝早く成田空港に集合して、どこへ行くかというと... なんと、マレーシアです!
“えのすい”では初めてのマレーシア調査で、北里大学 三宅教授の調査に同行させていただいています。
どんなクラゲと出会えるのか、わくわくです。
きょうは一日飛行機での移動でした。成田空港からクアラルンプールへ移動し、さらにペナン島へ飛行機を乗り継ぎました。
クアラルンプール行きの飛行機で、フライトマップを見ていたところ...

初めて聞く名前の島の真上を通っていました。調べてみると、フィリピンの島々でした!
遠くへ向かっている実感が少しずつ湧いてきました。
ちなみに、日本との時差は1時間で、マレーシアの方が遅いです。

クアラルンプールの空港には、マレーシアの街並みや文化を感じられる装飾が各所にされていました!マレーシアは、多民族国家なので、さまざまな文化が集まっています。色合いもなんだかカラフルでかわいらしいです。

また、乗り継ぎまで時間があったので、換金しました。1マレーシアリンギット = 34円ほどでした。
まだ物は買っていないので相場などはわからないですが、何よりもお札のデザインに惹かれました!

通貨にサイチョウやウミガメが描かれています。サイチョウはマレーシアの国鳥だそうです。自然の豊かさがお札からも伝わってきますね。調査の道中に出会えるかも?と少し期待しています。

きょうは移動のお話でしたが、あすからはわくわくドキドキの調査のようすをお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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