みなさん、こんにちは。
きょうは北里大の三宅教授が講演されるということで、マレーシア大学へ行きました。
中庭には植物があり、開放感があっていい雰囲気です!
会場は大きな会議室! 今回は現地参加だけでなく、オンライン聴講もあり、マレーシアだけでなく、バングラデシュやインドネシアなど他の国からの参加者もいました。
時間になると、会場にいる参加者全員で自己紹介! 英語での自己紹介は、少し緊張しました。
自己紹介が終わると、三宅教授のお話の始まりです。
三宅教授が専門とする、クラゲの分類や飼育に関するお話でした。
その中で、水族館でのクラゲ展示のお話もありました。海外の方々に、私たちの展示を紹介していただけて、うれしかったです。
講演後は、参加者からたくさんの質問が出ていました。特にクラゲの飼育に関する質問が多く、関心の高さを伺うことができました。
続いて、名刺交換や意見交換の時間でした。
インドネシアで私たちと同じように、毎日クラゲ採集をしている方とお話をしました。
場所は違えどやることは一緒なので、共感できることも多かったです。しっかり名刺交換もおこない、新たなつながりを作ることができました。
講演会終了後は、マレーシア大学でクラゲの研究をされているリズマン先生に、大学構内を案内していただきました。
フラスコの中には、さまざまな種類のマングローブの葉が入っていました。
マレーシア大学では熱帯雨林から南極まで、幅広いフィールドで生態学の研究がおこなわれています。
構内には博物館もあり、熱帯雨林に関する資料が展示されていました。
熱帯雨林は、生き物の宝庫です。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。