みなさんこんにちは!
きょうから水族館を飛び出して調査船の研究航海に来ています!
過去の フィールド調査 を見ていただければわかるのですが、これまでもえのすいトリーターはさまざまな調査船に乗船し、生物収集をおこなってきました。
私は漁師さんが操業している定置網や底曳網などには乗船経験があるものの、数日にわたっての研究航海に乗船するのはほぼ経験がなく、どきどきで本日を迎えました。
きょうは調査船に機材を積み込み、セッティングし船内泊。
あすから実際に調査を開始する予定です!
きょうの移動は“えのすい”から船までおよそ6時間半。 長いなぁとは思っていましたが、実際にいってみれば楽しみが勝ってか、あっという間でした。
同行者は調査航海ベテランの渡部さんです。
歳は渡部さんの1.5倍以上の私ですが、経験値は渡部さんの方が何倍もあります。それに限らず若い方から学ぶことは多いですね。
また、調査はドレッジやトロールなど多岐にわたり、船上での水槽のセッティングも含めて、私には初の体験ばかり! 渡部先輩の指導の元、ひとまずきょうのセッティングは完了。かな。
いやぁ、何歳になっても初めてのことをするのは楽しみですね!!!
きょうはあしたからに備えて、ゆっくり体を休めようと思います。
もちろん一緒に乗船している北里大学の学生と釣りをした後に、、、!!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。