2025年07月21日

東南アジアクラゲ調査 (8)

  • 期間:2025年 7月13日~ 7月24日
  • 場所:シンガポール~タイ
  • 目的:東南アジアクラゲ調査
  • 担当:足立


あしたはこのチャアムの臨海実験所からバンセンのブラパ大への移動日なので、大方のことはきょう済ませておかなければなりません。
きょうは比較的近場のマングローブ域へ調査に出かけました。
イトヒキクラゲの仲間がもしかしたらいるのでは? と期待もしながら網を曳きました。

潮が満ちてきている時間帯のせいか、結構流れが速く、水深以外は自分で網を動かす必要がないぐらいでした。
クラゲはあまり入っていないような、、、
(実際あまり入っていませんでした。残念。)
干潟部分には、大きなトビハゼの仲間などが見られました。


戻って 昼食後、えのすい組は、7月18日 にはたくさん採れた実験所前のビーチで、水に浸かりながらのよじよじへ。 大きなクラゲも見られたという情報もあったので、崎山館長は水の抵抗の少ない目の粗い網を持って出動。 潮はどんどん満ちてきていて、ザバザバ ザッパーン、、、 私は勝てませんでした。

網に入ったクラゲを容器に入れようとするも、それに集中していると波がドッカーンとぶつかってきて、ひっくり返され、、、 。
それほど入っていなかったのと、効率が良くないこともあり、早々によじよじは終了しました。

これまで採れたクラゲの換水などをおこない、帰還に備えました。

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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