2026年度最初のアマモ場潜水調査は燈明堂です!
園山トリーターと一緒に燈明堂に来るのはおよそ 3年ぶりで、少し懐かしく感じます。
昨年度は吉田トリーターがたくさんアマモのフィールド調査をお伝えしていましたが、今年度のアマモのようすはどうなっているのでしょうか。
まず現地に着くと、なんと土砂降りの大雨が降ってきました(笑)
想定外の雨で、ひとまず車内でカメラ機材のセッティングをしていると、雨がだんだんと弱まってきました。どうやら通り雨だったようです。
気を取り直してウェットスーツに着替えていざ潜水開始です!
4月の海の冷たさに若干ひるみそうになりますが、先ほどセッティングしたカメラを持って潜ってみると・・・雨の影響か水中はやや濁っていています。
採集中の園山トリーター濁りも寒さもお構いなしに、ずんずん泳ぐ園山トリーターの姿がぼんやり見えます。
(ちなみにカメラで撮影するとこんなにぼやぼやですが、肉眼ではもう少し見えていますのでご安心を。)
そして気になっていたアマモの生育状況はというと、葉の表面にコケが乗って茶色く見える部分も多いですが、しっかりと葉の長い株も自生していました。
潮が引いたタイミングだったので、水深の浅いところではアマモが水面にたなびいているようすも見られました。
自生するアマモそして今回は花枝(かし)という、のちに種となる粒を付けた株も多く確認できました。
昨年度の燈明堂のフィールド調査を見返すと、8月~ 9月にはアマモの葉がかなり短くなっていたようなので、この半年の間にきちんと成長していたようです。
現在、花枝は数か月熟成させて、展示水槽内での育成を試みています。
ホンダワラとアマモアマモの他にホンダワラも立派に繁茂していました。
ホンダワラの隙間にはキヌバリやメバルの仲間がたくさん隠れていて、魚たちにとってまさに海のゆりかごでした。
分かりにくいですが中央にキヌバリがいますキヌバリと同じようにチャガラもいるかと予想していましたが、現場ではまったく観察できませんでした。チャガラはもう少し後の時期になれば観察できるのかもしれません。
今後もさまざまな場所の水中の環境、そして季節や時間による変化なども調査して、みなさんにお伝えしていきたいと思います。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。