2026年06月07日

勢水丸 三重県沖生物採集調査航海(1)

  • 期間:2026年6月7日(日)〜 12日(金)
  • 場所:三重県沖
  • 目的:ドレッジ、プランクトンネットによる生物調査
  • 担当:西川、霜鳥


こんにちは、西川です。
今年も 勢水丸乗船採集調査 を実施します!
勢水丸は三重大学大学院生物資源学研究科の附属練習船です。私たちは北里大学海洋生命科学部の乗船採集に同乗させていただき、深海にすむエビやカニ、クラゲなどを採集して、飼育や研究をおこないます。
前回 は昨年 11月に乗船しており、深海性のプランクトンを中心に採集していました。
今回の狙いも、深海に漂うプランクトンや水底にいるベントスで、クロカムリクラゲやオオタルマワシ、さらにはチョウチンアンコウの仲間が採集できるといいなと思っています。
ただ、調査初日( 6月 8日)は海が荒れそうで、深海生物の調査は翌日に持ち越されそうです。初日は波が落ち着いている海域で、ミズクラゲの調査をすることになるかもしれません。船から海を見てクラゲを探してきます。

きょうはトラックで神奈川県から三重県の移動と、船への荷物の積み込みを実施しましたが、大雨でした。積み込み開始直後は弱い雨で、かっぱを着ずに作業していたのですが、徐々に雨足が強まり、最終的にびしょ濡れです。
雨が強すぎて、船の写真を撮るのも忘れてしまいました。

濡れながらの荷物積み込みと水槽設置作業濡れながらの荷物積み込みと水槽設置作業

私たちは、生物をよい状態で水族館へ搬入して、みなさんにご紹介することが目標なので、船上で生物を飼育できるように水槽を設置し、深海からやってくる生物たちがなるべく過ごしやすい環境を作ります。
きょうでセッティングは完了。どんな生物と出会えるのか、今から楽しみです。
約 5日間、船上での生活となり、初日は特に波が高くなる予報なので、生物の管理や船酔いが大変になる予感がしますが、えのすいに来てくださるみなさまに、生物の魅力や、知的好奇心を満たすような情報をお届けできるように、全力を尽くします。もちろん楽しみながら。
それでは、行ってきます!


三重大学大学院生物資源学研究科 附属練習船「勢水丸」(三重大学)での北里大学海洋生命科学部の研究航海
北里大学海洋生命科学部 乗船実習日誌

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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