さて、6回にわたってお送りしてきたこのフィールド調査も最終回となりました。
きょうの担当は霜鳥です。
昨晩のうちに、勢水丸は松阪沖まで戻ってきていました。
日課の船の清掃と、寝具などの片づけを終え、帰港するまでの間にそれぞれで荷物の梱包をしていきます。
私たちの場合は生き物がおり、そのための水槽設備などもあるため、どうしてもギリギリの時間になってしまいがちです。
最終的には、片づけを終えたほかの乗船メンバーが運ぶのを手伝ってくださり、あっという間にトラックに積むことができました。 ご協力ありがとうございました!
最後に全員で撮った記念写真です。
みなさん本当にすてきな方々で、毎日が楽しく、そして多くのことを学ばせていただきました。
この航海を通じて出会うことができて、本当に良かったと思っています。
下船後の集合写真と、ここで一息つきたいところですが、私たちの仕事は船を降りたら終わりではありません。
採集した生き物を水族館まで無事に運ぶことができて、ようやく完了となります。
きょうは気温が高かったので、輸送するクーラーボックスの水温が上がりすぎないように気をつかいました。
途中のサービスエリアなどで、こまめに水温や生き物の状態をチェックしていきます。
確認作業中そして長距離の運転を終え、夕方、えのすいへ帰ってきました!
生き物も無事にバックヤードの水槽へ搬入することができ、ようやくほっとしています。
はやく展示をして、みなさんに見ていただくのが楽しみです。
またトリーター日誌などでもくわしくご紹介できればと思うので、お待ちくださいね。
帰路の車内でも、西川トリーターと今回の航海を振り返っていましたが、今回やれる範囲で最大限のことができたかなと思うと同時に、もっとこんな準備をしておけばよかったなとか、あれを船に持っていけていたらよかったな、などと反省点もいろいろと出てきました。
ぜひまた乗船の機会をいただけたら、貴重な生き物を少しでも多く持ち帰れるよう、そしてその先の展示につなげられるよう、再挑戦させていただきたいです!
最後になりますが、今回の研究航海にお声がけくださった北里大学の三宅先生をはじめ、一緒に乗船させていただいたみなさま、そして本航海を支えてくださった勢水丸の船員のみなさま、本当にお世話になりました。 ありがとうございました!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
三重大学大学院生物資源学研究科 附属練習船「勢水丸」(三重大学)での北里大学海洋生命科学部の研究航海
北里大学海洋生命科学部 乗船実習日誌