気温がだいぶ暖かくなってきましたね。
30℃を超す日もちらほら出始め、夏がやってくるという感じがします。
きょうは「江の島・フィッシャーマンズ・プロジェクト(以下 EFPと略)」で、江の島の藻場保全活動をしてきました。
私がこの活動で江の島に潜るのは、実に 5年ぶり! そのときは、カジメから子嚢斑(しのうはん)を取る作業をしたことを覚えています。しかし、それから月日が経つと、カジメ自体をほとんど見かけなくなってしまいました…環境は目まぐるしく変わってきています。
そんな久しぶりの活動にドキドキしながら、いざ出発。当日まで調査地点もちゃんとわかっていなかったので、さらに緊張しながら、活動メンバーの元へ集合しました。
するとなんということでしょう。先月サンゴ調査で潜った地点でした。それを知ってちょっとほっとしたのは、ここだけの話です。
今回のミッションは、水中に設置されたかごの確認と、カジメの植え付け作業です。かごは 6月初旬に海底に設置され、中にはロープにくっ付いたカジメが入っています。このかごは魚の食害を防ぐためのものになります。
直近で台風が来ていたので、かごが壊れていないか確認に向かいます。潜ってみると透明度は悪く、1 ~ 2 m 先が見えなくなってしまう状況です。他のダイバーとはぐれないようにまとまって泳ぎ、コンパス片手に水中の目的地を探します。
カジメを食害から守るかごそして、見えてきたのがこちらのかごです。濁っていてほとんど分かりませんね… この中にカジメが入っています。かごも壊れておらず、中のカジメも無事です。
かごの無事を確認したら、次はカジメの植え付けです。岩に取り付けているU字工に、カジメを設置していきます。これが大きくなってくれることを願い、次々設置していきます。
U字工に取り付けたカジメ今回、潜ってすぐに思ったことは、5月の時と一気に様変わりして、ワカメが全くありませんでした。前回が 5月 13日で、水中の温度は 19℃でした。今回はなんと 23℃です。温かい時期になると消えるワカメは、見事に消えていました。しかしその代わりに少しではありますが、自然に生えているカジメも見つけることができました。前回はワカメだらけで気づかなかったのですが、カジメも生えていてほっとしました。でももちろん数は少ないので、安心はできません。
今回取り付けたカジメが、今後どのように成長していくか、今から楽しみです。
EFPのメンバーと一緒に、引き続きモニタリングを実施し、江の島の海の情報を発信していきたいと思います。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。