2020年02月13日
トリーター:戸倉

大きくなっているかな~? 続編

前回、2019年11月19日(火)にこのトリーター日誌で、2018年に生まれたアオウミガメの子ガメたちのプロポーション測定の報告をしました。(2019/11/19 大きくなっているかな~? 参照)

さあ、あれから 3か月弱が経ちましたので、その後の報告をいたします。
(先日2月11日(火)に測定を行いました。)

例によって、練習の成果であるターゲットで手前に寄せます。


たくさんの大きなウミガメたちの合間をぬって、私のところに寄せます。(半袖ですが、気にしないでくださいね。)
手が届くところに寄って来たら、子ガメを掴んでプールから引き揚げます。
測定項目はいつもと一緒で、
① 直甲長(甲羅の縦の長さ)
② 直甲幅(甲羅の幅の長さ)
③ 体高 (身体の高さ)  
④ 体重 (身体の重さ)   です。

まずは、直甲長。


続いて、直甲幅を測ります。


体高を測った後は、最後に体重を測ります。


毎週測定しているので、だいぶ子ガメたちも慣れてきたのか?
暴れることなく、スムーズに測定が進みました。(寒かったのかもしれませんが・・・)

さあ、では結果発表です!
No.1 直甲長 35.9cm (3か月弱で + 0.9cm)
   直甲幅 30.9cm (3か月弱で + 1.1cm)     
   体重  7.06kg (3か月弱で + 0.36kg)

No.2 直甲長 33.8cm (3か月弱で + 1.4cm)
   直甲幅 30.0cm (3か月弱で + 0.9cm)    
   体重  6.64kg (3か月弱で + 0.96kg)
でした。

前回に比べると伸び率が弱くなっておりますが、「冬」ということもあり、もしかすると代謝も若干弱くなっているのかもしれません。
それと、2013年に生まれた子ガメたちに比べると、同じ年齢時での成長率が高すぎていた(いわゆる、ちょっとおデブちゃんだっだ。)のもあり、ごはんの量を、すこし少なめにコントロールしたのも、成長曲線が緩やかになった原因の一つだと考えられます。


そんなこんなで、2度目の冬を迎えている子ガメたちも、大きなカメたちに混じって、元気よくプールを泳いでいますので、引き続き、見守っていただければと思います。(^o^)/

ウミガメの浜辺

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