2020年12月13日
トリーター:堀内

ネンブツダイを探してみよう!

先日、加登岡トリーターの日誌キンメモドキのお話がありました。
無事に展示することができて私もホッとしています。
展示日は魚たちも緊張していたのか、塊のまま泳いでいましたが、数日たつと散らばりながら泳ぐようになりました。
泳ぐ際に胸鰭がきらっと光る姿がとてもきれいです。
名前にキンメと入っていますがキンメ“モドキ”という名前の通り、キンメダイとは別の種類になります。
夜行性で昼間は岩陰やサンゴ礁の下に隠れていますが、夜は活発に餌を探して泳ぎ回ります。水族館ではその活発なようすを見てもらいたく水槽をやや暗くしています。
餌を食べる時は俊敏な動きを見せてくれます。

さて、本題に入ります。
ネンブツダイを探してみよう!なのに、なぜキンメモドキの話をしているのか。
実は、このキンメモドキの群れの中に、1匹だけネンブツダイが紛れ込んでいるからなんです!
搬入時 1匹ずつ数を数えて水槽に移していましたが、気づかずにキンメモドキたちと水族館にやってきました。
バックヤードの水槽で飼育している際に、1匹違う魚が紛れていることに気づきました。
さあ、みなさんはネンブツダイを探すことができるでしょうか?

キンメモドキの動きより2テンポ位遅い動きなので意外とすぐに見つかるかも知れません。
頭部と体側上方に黒色の細い縦帯があるのが特徴です。
ネンブツダイを探してみよう!



太平洋

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