2022年09月14日
トリーター:花上

みなさんからは見えないイルカショースタジアムの日常

みなさん、こんにちは!
「相模湾を食す。」シリーズ、更新できません!
ここ1か月ほどは、ほとんど釣りに行くことができず・・・。
釣りハイシーズンだというのに・・・。

ということで! 今回もまたまた写真大会です。(笑)

これは7月の朝早く(5時半くらい)にメインプールで撮影した一枚です!
中央辺りで寝ているのがバンドウイルカの「ルイ」。
そして、それを見守るかのようにバンドウイルカの「ミレニー」、「サワ」、ハナゴンドウの「ビーナ」、バンドウイルカの「ニコ」、「リン」が集まっている写真です!

ここで少しだけイルカの睡眠のお話です。
本来であれば、イルカは半球睡眠といって左右の脳を交互に休ませます。片方の脳ではしっかり泳いで呼吸をし、もう一方の脳は寝ている・・・なんとも不思議な状態ですよね。
というのも、水の中で暮らしているイルカたちはぐっすり寝てしまうと溺れてしまったり、はたまた遠くへ流されてしまったりします。そうならないためにも、常に起きていて、泳ぎ続ける必要があるのです!

ではなぜ「ルイ」はプール底でぐっすり眠っているのか・・・。
それは「プールの中は安全」ということを知っているからだと思います!
どこかへ流されてしまうこともないですからね!
もちろんしばらくすると(5分に1回くらい?)、呼吸のために一旦水面まで上がってきます。そして呼吸をしたら、そのままプール底へ沈んでいき、また寝始めることが多いです。(笑)

この寝方は娘の「ミレニー」と「サワ」も一緒です。
「サワ」に関しては日中でも裏のプールでときどき寝ています!
(「サワ」は裏側のプールでしか寝ているところを見たことが無いです。寝心地の良い場所も決まっているのかもしれません。)

この寝ている姿はなかなか見ることができないと思います!
もし見ることができたらラッキーですね!!


せっかくですのでアシカたちの睡眠のようすもお届けしますね。

これはミナミアメリカオットセイの「ルシア」のお昼寝時の寝相です!
というのも、「ルシア」は夜に寝るときはいつも陸場で寝ています。こうして水の中で寝ているのは日中だけです。
写真では僕が近づいたので起きてしまっていますが、その前は目を閉じて気持ちよさそうに寝ていました。

「ルシア」は寝相の種類が豊富なことでも有名です(トリーターの中では)。
こうやって丸まって寝ている時もあれば、うつ伏せで大の字になって寝ていたり、きれいにまっすぐ伸びて寝ていたり・・・毎日帰るときに寝相を見るのが楽しみで仕方ありません!

残念ながら夜の寝相は真っ暗で写真が撮れません。またお昼寝しているときに良い写真が撮れたらご紹介しますね!!
(お昼寝写真も、近づくと起きてしまうことが多いので意外と難しい・・・。)


なんか寝ているときの写真ばかりになってしまいました。
他にも動物たちのおすすめショットはたくさんありますので、またタイミングがあれば紹介していきますね!!

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