以前 トリーター日誌 で、相模湾大水槽でくらす小さなカイワリがダイバーについてくるような動きをしていると紹介しました。
カイワリは小さいとき自分より大きな魚にくっつくように寄り添い一緒に泳ぐ習性があり、大水槽の掃除をしていた私も大きな魚に認定されたのかなぁと嬉しく思ったりしていました。
あれから２か月ほど経過し、カイワリたちは少し大きくなりました。とはいえまだまだかわいらしいサイズです。
相変わらずマアジやマサバの群れに混じっていたり、はたまたカイワリだけで群れて泳いでいたりします。

以前はちょっとようす見･･･ という感じでついてきていたカイワリの最近の行動はというと、とにかくダイバーが入水したらすぐに寄ってくるようになりました！
そしてずーーーっとついてきます！ 笑

エントリーポイントに近づくと、さっそくきました！

そしてそのままショーの最中も、いつの間にか カイワリがついてきています。
ほかの魚と遊んでいても、ついてきます。

わかりにくい画像で恐縮ですが、黄色の丸がカイワリです。

ショーの最中に近づいてくる魚は カゴカキダイ、カワハギ、チダイなど、ほかにもいるのですが、その子たちは遊んだ個体にあげるご飯のおこぼれを狙ってそばにきています。
しかしカイワリはというと、ご飯のおこぼれにありつきたいというよりも、ただただついてきているだけというように感じます。

自分が泳いでいるときはもちろん、人の泳ぎを見ているときもカイワリがそばにいるので、つい目で追ってしまいます。
そしてその小さい体で一生懸命泳ぐ姿に心打たれます。
みなさんもぜひカイワリに注目してみてくださいね。

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［ 2023年06月19日 ついてくるカイワリ ］