2024年11月06日
トリーター:堀内

私目線の日常 ~日常作業~

前回は見回り編でしたが、今回は日常作業についてお話しします。
日々の業務としては、獣医のサポートを行っています。エコー検査時に機械の操作をしたり、採血をするためのトレーニングのお手伝いをしたり、検査で採取した胃液や便の評価をしたりと、さまざまな業務を行っています。

オタリア「ヒミコ」のエコー検査オタリア「ヒミコ」のエコー検査カピバラ「ヒナタ」の採血トレーニングカピバラ「ヒナタ」の採血トレーニング顕微鏡での観察顕微鏡での観察カマイルカ「セブン」の内視鏡トレーニングカマイルカ「セブン」の内視鏡トレーニング

これは、何をしているところか分かりますか?

これはミナミアメリカオットセイ「ルシア」の心音を聞いているところです。現在、「ルシア」の聴診を試行錯誤中です。どの位置に聴診器を当てれば心音を聞くことができるのか、担当トリーターにも協力してもらいながら練習をしています。周りの音や、「ルシア」の体が少しでも動いてしまうと心音が聞こえなくなってしまうので非常に難しいです。

合間の時間では、トレーニングを見ながら動物の観察です。

こちらは今年産まれたミナミアメリカオットセイの赤ちゃんがみなさんの前にお散歩に出てきたところです。お母さんの「アポロ」と仲良く…と思いきや、写真に写っているのはミナミアメリカオットセイの「ルシア」です。お母さんの「アポロ」は少し離れたところにいます。赤ちゃんはしばらくお客さまの前に出てこなかったのですが、「ルシア」と一緒に遊んでいるとすいすいと出てきてくれました。「ルシア」のことが気に入っているのか、フィーリングが合うのか、「ルシア」も背中に赤ちゃんが乗っても全然気にせずお散歩をしています。

イルカたちのようすを見に行くとなんだか楽しそうな気配が…

櫻木トリーターが大きな氷を持ってきました! それを見たイルカたちはすごいスピードでステージに集合してきました。大きな氷をくわえたり、吐き出したり、喉の奥に入れてみたり、私に渡してくれたり、とても楽しそうなようすでした。

氷をくわえたバンドウイルカの「ルイ」氷をくわえたバンドウイルカの「ルイ」

まだまだ、紹介しきれない私目線の日常があるのでまた紹介していきます。

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