5月 1日の加藤トリーター、5月 6日の小形トリーター、5月14日の石川トリーターに続きフンボルトペンギンのヒナのその後のお話。
前回石川トリーターがヒナが巣から出てきそうだとお話ししていましたよね。ついに来ましたよ。初めの第一歩!! しかも、石川トリーターが日誌を書いた翌日の 5月15日早朝。トリーターが誰もいない時間に、ついに巣の外へ一歩踏み出していました。
そのまま冒険するのかと思いきや、巣の横で呆然と立ち尽くしていました。すぐに巣へ戻ればいいのに、しばらく立ち尽くしていたので若いペンギンにつつかれていたんです。それまで、ヒナのことをチラッと見るだけだった「フク」と「マーチ」も慌てて巣から出て守りに入っていました。その時ちょうど出勤してきた石川トリーターが、ヒナが巣の外に出ていてつつかれているのを発見。石川トリーターも慌てて救出に向かい、無事ヒナは巣へ戻りました。
巣へ戻した後もしばらく動かなくて、大丈夫かなと心配になるほど。そんな石川トリーターの心配をよそに、しばらくすると「お腹すいたよー」と鳴き始めたそうです。初めて巣から出てみたけれど、ちょっぴり怖かったんでしょうか。私が出勤した時、石川トリーターがこのことを教えてくれて本当にびっくりしました。24時間ペンギンたちのようすを録画していたおかげで、何が起こっていたのかがわかりました。カメラを設置してもらえたことに本当感謝です。
この動画は 5月19日のようすです。
この写真は 5月13日に撮影したものです。
最近巣の中をのぞくと、いっちょ前に威嚇してきます。でもその動きが全然怖くなくてかわいいです(笑)これからもヒナの冒険は続きます。今度はどんな冒険するのかな。