2025年06月12日
トリーター:花上

海獣担当トリーター、海鳥の勉強進んでいます。

みなさん、こんにちは!
えのすいトリーターの花上です。

引き続き、海鳥の勉強中です。
そして今、ものすごく後悔していることがあります…。

理由は単純です。
鯨類に関しては一度出現すると何百枚と写真を撮ってきたのですが、海鳥に関しては撮っても数枚程度…。これまでの調査で出会った海鳥たちの写真が全然ありませんでした。

写真は生物調査において非常に重要なものです。というのも、その種がその場にいた! と証明するためには絶対に必要だからです。
“それっぽいもの”を見た! とならいくらでも言えますが、調査結果として記録するわけにはいかないのです。

そして、鯨類についてはその気持ちを強く持っていたので、“とにかく撮る! ”精神でいつもたくさん撮影します。しかし海鳥は…。
これからは海鳥の写真もたくさん撮るように心がけます。

ただ、少し進歩もしています!
2025年 5月 7日に実施した相模湾鯨類目視調査で目撃した海鳥の種判別が出来ました!
調査の結果については、こちらからご覧ください。

調査の時に伊東沖にて海鳥の大群に出会いました。辺り一面海鳥だらけ、まさに大群です。

辺り一面海鳥!辺り一面海鳥!

恐らく何千羽… もしかしたら何万羽という単位でいたかもしれません。本当に圧巻でした。

この時は鳥の種類なんて気にもしていませんでした。鯨類を探すことに必死でしたので…。
後から気になって種類を調べ始めましたが、良い写真が全然ない…。

「鳥」ではなく「鳥の大群」だけ写真を撮っておけばいいや! …みたいな考えだったのでしょう。似たような写真を数枚撮っただけで、肝心の鳥がきれいに写るような写真はゼロ…。何をやっているんだか… 悲しくなります。

海鳥の判別は大きさや顔の形、羽の色などで識別することが多いようですが、いまいちわからない。似たような鳥がたくさんいるからです。

そんな中でこれかな? という種が出てきました。
その名も「ミズナギドリ」です。それっぽいかな~と。

ただ、ここからがまた大変!
「ミズナギドリ」ですが、いろんな種類がいます。
もう種類がありすぎて、全然わからない…。

ここで花上はギブアップでした。
自分のみでは正確な種までは特定できず…。

先に正解をいってしまうと「オオミズナギドリ」という種類でした!
これは鳥好きトリーターの渡部さんに教えてもらいました。
やはり好きな人はすごいです。すぐに「オオミズナギドリ」で間違いないです! と教えてくれました。

まだまだ勉強途中ですが、相模湾にいる海鳥も制覇できるように、まずは知識を身に付けていきます!!
ちなみに、次の目視調査は 7月を予定していますので、お楽しみに!!

RSS