2025年07月09日
トリーター:花上

惜しいところにマッコウクジラ…!

みなさん、こんにちは!
えのすいトリーターの花上です。

今回は海鳥ではなく、鯨類のお話です!
タイトルの通りですが、惜しいところでマッコウクジラに遭遇しました…!

先日(本当に最近)、小笠原に行く用事(遊び)がありましたので、その道中に目視調査をしました!
小笠原は船でしか行くことができません。 東京湾内竹芝桟橋を出発し、相模湾を通り抜けて、そのまままっすぐ小笠原へ…。 この道中に調査をして、マッコウクジラを発見したわけです!

そしてそして、何が惜しかったのか… ずばり、発見した場所です!

まずはマッコウクジラを見てください!

マッコウクジラ、現るマッコウクジラ、現る

船からかなり遠い位置に浮上してきたので、小さく映っていますが、これはマッコウクジラで間違いなし!
最初は単独で泳いでいるのかと思っていましたが、ブロー(呼吸時に上がる水しぶき)の数がやたら多く感じ… 写真をたくさん撮っていると…

これだけではよくわかりませんが、ここから拡大…

2頭で泳いでいました!
サイズ感があまりわからなかったのですが、親子? それともおとなの群れ?
…ちょっとわからなかったです。
さらに 100メートルほど離れたところにもう1頭浮上してきました!
合計で3頭が出現!!

昨年 10月ぶりにマッコウクジラと出会いましたが、何度見ても圧巻です。


では、タイトルの話に戻りましょう。
このマッコウクジラたちを発見した位置ですが…。

赤〇の位置で発見!赤〇の位置で発見!

房総半島の南、三宅島の北東沖といったところでしょうか。
これが相模湾であったら… と悔しい気持ちでいるのです!

相模湾にもマッコウクジラが出現した記録は多数あるのですが、この目で生きているマッコウクジラに出会ったことはまだありません。
個人的に “相模湾” というところにこだわっているので、もう少し北側で出現してくれれば…!! という気持ちになっています。

ちなみに、僕の中では赤線内を相模湾ということにしています。

研究者等により“相模湾”の定義が異なることがあります。研究者等により“相模湾”の定義が異なることがあります。

これまで “相模湾” で発見した鯨類は、3種類!
その3種類については、あえてここではお伝えしません!
“えのすい” では現在、特別企画展「 イルカとクジラ Coool Dolphin 」を開催しています!
館内には“相模湾”で記録された鯨類に関する展示もありますので、ぜひ見に来てください!!

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