9月は雨の日続きでしたが、ようやく秋晴れの日が見られるようになりましたね。
海況も良く、小田和湾へ潜水調査に行ってきました。
以前に園山トリーターと加登岡トリーターが潜水した場所です。
この時は濁りがひどかったとのことですが、きょうはどうでしょうか?
いざ、水中へ。

うーん、濁っている…。
底質が泥のような場所だったので、エントリーしてすぐの場所は濁りが出やすいのかもしれません。はぐれないように少しずつ進みながら生き物を探すと、魚たちの姿も見えてきました。
ミノカサゴ
マガキガイマガキガイがたくさんいました。以前に真鶴で見たものよりも大ぶりな個体が多かったです。砂の上にマガキガイが通った道が足跡のように残っていました。
少しずつ進んでいくと濁りもはれ、白っぽい砂の海底が広がる場所がありました。
スカシカシパン砂に埋もれるようにしてスカシカシパンが多数いたのが印象的でした。この写真は砂を払っていますが、実際に見たものは貝殻などをみっちり被っていて、ぱっと見ただけでは生き物がいるのが分かりにくい状態でした。うまくカモフラージュしているのだと思います。
サンゴ類は、イシサンゴの仲間は少なかったですが、八放サンゴの仲間がいくつかみられました。
ハナゴケ属の一種こちらはハナゴケの仲間です。
あとから園山トリーターに名前を教えてもらいました。拡大してよーく見てみると、たしかにポリプを開いています。こんなサンゴの仲間もいるんですね、知らないと見逃してしまいます…!!
今回潜った場所では、かつてアマモが生えていたそうですが、調査の結果、その影はみられませんでした。
現場にいらっしゃった漁師さん方にもお話を聞いてみましたが、アマモは確かにあったけれど、それはずいぶん昔とのこと。
この場所に限らず、相模湾の環境や見られる生物は年々変わってきているのでしょう。今後も調査を続け、その動向を把握していければと思います。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。