2020年08月24日
トリーター:矢作

この漢字の生き物はなんでしょう ~Final~

えのすいトリーターの矢作です!

2020年1月から「2020/01/22 この漢字の生き物はなんでしょう ~第一弾~」、「2020/02/22 この漢字の生き物はなんでしょう ~第二弾~」、「2020/05/24 この漢字の生き物はなんでしょう ~第三弾~」、「2020/07/02 この漢字の生き物はなんでしょう ~第四弾~」、と今まで四回にわたりご紹介してきた漢字クイズ。
今回をもって一旦の最終回とさせていただきます。
ご愛読いただいたみなさま、ありがとうございました!

さて、今回ご紹介するのは、こちらの生き物たち!
この漢字の生き物はなんでしょう。
ヒントは、「えのすいで暮らしている生き物」です。


膃肭臍・花巨頭

みなさん分かりますか??

それでは、担当トリーターとともに答え合わせです!


ミナミアメリカオットセイの『セシ』と雨宮トリーター

『膃肭臍』・・・正解は『オットセイ』です。
もともとアイヌ語で「オンネプ」と呼ばれていたオットセイですが、その後中国で「膃肭(オツドツ)」と呼ばれるようになります。
そしてオットセイの下腹部の臓器を臍(へそ)と一緒に取り出したものが「膃肭臍(オットセイ)」という薬で広まり、その薬が日本に入ってきたときに、薬の名前がそのまま動物の名前として使われるようになりました。


続いてはこちら!


ハナゴンドウの『ビーナ』と浦﨑トリーター

『花巨頭』・・・正解は『ハナゴンドウ』です。
上の『ビーナ』の写真を参考に「ハナ」と「ゴンドウ」に分けて見てみましょう。
仲間との争いや遊びなどで付いた体表の傷が白い模様として残るのですが、その体にある無数の白い傷跡を「花」に見立て、「巨頭」つまり「大きな頭」をしているようすに由来しています。
傷跡を松葉に見立て、マツバゴンドウと呼ばれることもあるそうです。

由来については、諸説あるお話の中からご紹介させていただきました。

今、目の前にいる生き物たちは漢字で書くとこう書くんだ!そしてこんな由来をしているんだ!と私自身にとっても刺激的な、ちょっと変わった視点からの生き物たちの魅力をご紹介させていただきました。
生き物たちを観察しながら、「そういえば!」と、ふと思い出していただけたら幸いです♪

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