みなさん、こんにちは!
最近気温がぐぐっと下がり、徐々に季節が変わっていくのを肌で感じてしまっている長野です。冬の寒さが苦手なだけに少し憂鬱な気分になっていますが、今年の冬こそは活発に活動したいと思っております。
さあここで、いつものあの時間といきましょう!
そう! ショータイム!
「冬の目標」です。
先ほども言ったように、今年の冬こそは活発的に活動したい!
(毎年思っているのは内緒にしておきます)
そこで、冬だからこそきれいに見える天体観測! そして、キャンプにいきます!
えーっ、ここに宣言します!
私、長野は今年、天体観測&キャンプに行くことをここに誓います。
はい。ということで、結果はお楽しみに!!(笑)
それでは! ここからが本題。
久しぶりにあのシリーズ! 「教えて! トリーター!」です。
今回、みなさんにお伝えしたいのが飼育動物の福祉についてです。少し難しい話になってしまうことをご了承ください。
みなさんは【環境エンリッチメント】という言葉を聞いたことはありますか? なかなかピンとこないかと思いますが、環境エンリッチメントとは【動物福祉の立場から飼育動物の幸福な暮らしを実現するための方策】のことを指します。文章にすることは簡単ですが、どんなことを言っているのか少し紐解いてみてみましょう。
【動物福祉】人間のためになるという目標を満たすように動物が使われるのはやむを得ないが、その動物が被る痛みや苦しみは最小限に抑えなければならないという考え方。
【幸福な暮らし】健康とは、単に病気にかかっていないとか衰弱していないということはではなく、身体的、精神的、社会的にみて良い状態にあることであり、動物の身体的な健康や衛生だけでなく“心”にも配慮した暮らしこそが“幸福な暮らし”であるという考え方。
水族館での飼育環境は、動物たちがもといた本来の環境と比較すると、どうしても、狭く、単純で、変化が少ないものになりがちです。そこで、こうした飼育環境に工夫を加えて、環境(environmental)を豊かで充実(enrich)したものにしようという試みが環境エンリッチメントということです。(市民ZOOネットワークより参照)
まだまだ勉強を始めたばかりなので、学んでいきたいと思います!
写真は“えのすい”のペンギン・アザラシのアザラシプール。
ここ数日、“えのすい”に足を運んでいる方がいたら何かプールに沈んでいるようすを見たことがあるかもしれません。そんなことを交えつつお話しできたらと思います!次回はどのような工夫が取り入れられているか紹介します!
それでは、きょうはここらで失礼します!!
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[教えて!トリーター!]
[教えて!トリーター! part 2!]
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[教えて!トリーター! part 7!]
[教えて!トリーター! part 8!]