2026年03月09日
トリーター:村井

深海生物冷凍標本タッチ イカ祭り

みなさんこんにちは。
村井です。

大変です!
イカ好きと言っておきながらここ半年、日誌にイカのことを書いていません!
現在、担当している水槽にイカがいません!!
イカが恋しい!!
イカと戯れたい!!
ということで、現在担当している冷凍タッチのコーナーにイカを進出させようと思います!!
まずは浅い海に生息しているイカを 3種類!
カミナリイカです。
外套膜(がいとうまく)に特徴的な丸い模様があるのが特徴です。

続いてシリヤケイカです。
特徴的な模様がないのが特徴で、外套膜の後端から赤い粘液を出しており、お尻が焼けているように見えることからこの名前が付きました。
現在展示しているシリヤケイカは頻繁に繁殖行動をとっており運がよければ交接や産卵も見られるかもしれません!

最後にケンサキイカです!
えのすいでは生体展示できたことがまだないイカです。
ケンサキイカは地域によって形態が大きく変わるイカでもあります。

続いて、深い海に生息しているイカの 5種です!

まずはユウレイイカです。
年に数回搬入される深海性のイカです。
透き通った体に大きな眼が特徴的です。
詳しくはこちらの日誌をご覧ください。
ユウレイイカ | えのすいトリーター日誌

続いてヤワラボウズイカです。
2025年 1月末から 8月初旬まで「ボウズイカ」として展示していましたが、観察の結果「ヤワラボウズイカ」であることが分かりました。主な違いは触腕にある吸盤です。
このお話はまた別の機会にお話しできればと思います。
去年飼育していたヤワラボウズイカはこちらで詳しく紹介しています。
ダンゴイカの仲間 | えのすいトリーター日誌
お引越し | えのすいトリーター日誌
ヤワラボウズイカ 展示方法改良! | えのすいトリーター日誌

どんどん行きましょう。
ウスベニゴマフイカです。
2025年の 4月に1日だけ展示しました。
イチゴのように全身に粒々があります。
この粒一つ一つが発光器です。
また、左右の目の大きさと色が異なります。
右目より左目の方が大きく、左目は黄色味を帯びています。
黄色味を帯びた左目で上から入ってくる青い光をみて、生物由来の光と太陽由来の光を見分けていると考えられています。

続いてギンオビイカです。
去年、底引き網採集に行った際、それなりに採集できたのですが、生体を持ってくることが難しく、展示には至りませんでした…
特徴は体の横にある銀色の帯模様です!
イカの冷凍標本は本来の色味が失われてしまうことが多いのですが、ギンオビイカの銀の部分は冷凍しても輝いています!
ぜひ手に取って側面を見てみてください!

最後にヒメコウイカです。
特にこれといった特徴がないのが特徴の小型なイカです。
判別には触腕の吸盤の数や形を用います。
まだ生きている姿を見たことがない種なので展示したいと思っています!

以上、全 8種!
深海生物冷凍標本タッチにて展示中です!
標本の状態によって入れ替えをおこないますので 8種類揃っているうちに見に来てくださいね!

深海Ⅱ-しんかい2000-

RSS