2026年06月30日
トリーター:村井

イカ好きの話 16

今回からイカのお話は、こんな感じで通し番号を付けていこうかなと思います。
もうすでに 15回もイカの話をしていたようです。
書いてきた日誌のほとんどがイカの話ですね、たぶん。

今回は [ 2026年03月09日 深海生物冷凍標本タッチ イカ祭り ] こちらの日誌で後日紹介するといっていたヤワラボウズイカとボウズイカの違いについて紹介していきます!

こちらの2種類、どちらが何か分かりますか??

ちなみに標本にするとこんな感じです。
左右の位置関係は同じです。


裏側も比較してみましょう。

…ぱっと見ただけで違いが分かった人は、少ないのではないでしょうか?

正解は左が ヤワラボウズイカ、右がボウズイカです。
詳しく違いを見ていきましょう。

まずは一番明確な違いは、触腕の吸盤の数と形です(触腕は一番長い腕のことです)。

違いは一目瞭然ですね!
上がヤワラボウズイカ、下がボウズイカの触腕です。
ヤワラボウズイカの赤い点々が微細な吸盤です。 ヤワラボウズイカは、だいたい同じ大きさのこの微細な吸盤が 24列に不規則に並んでいるのが特徴です。
対してボウズイカの吸盤は 8列に並んでいて、先端に行くほど小さくなるのが特徴です。

触腕の他にも、外套膜と頭部の背中側の境目が、ヤワラボウズイカは鈍角であるのに対し、ボウズイカは丸みを帯びています。(が、私には正直生きている状態ではよくわかりません…)

ここからは私のなんとなくここが違う!を紹介します。
上の写真と見比べながら見てくださいね。

まず、ヤワラボウズイカの方が腕が細く長いです。
ボウズイカは腕がふと短いですが、正直標本化して比較しないとわからないです…
生きているときの見た目だと、もちろん気分次第で変化はしますが、ベースの色がヤワラボウズイカは褐色、ボウズイカは白色な気がします。
他にも着底しているときに横から見ると、ヤワラボウズイカは平たく、ボウズイカは三角に見えます。
他にもヤワラボウズイカよりもボウズイカの方が水分が多く、質感がぷるぷるしています。

どうでしょう。伝わりましたでしょうか。
どちらもかわいいことには間違いありませんね!


これまでのイカの話
2024年09月15日 推しの話
2024年10月16日 展示デビュー
2024年11月23日 最近のイカの話
2025年01月31日 ダンゴイカの仲間
2025年02月23日 えのすい初のアオリイカ繁殖個体
2025年02月26日 お引越し
2025年03月29日 えのすい20周年 ~生き物たちへの感謝~ イカ
2025年05月05日 シリヤケイカの赤ちゃん1
2025年05月09日 アオリイカ 1/2バースデー
2025年05月19日 シリヤケイカの赤ちゃん2
2025年05月23日 シリヤケイカの赤ちゃん3
2025年06月17日 成長するアオリイカ
2025年08月27日 ユウレイイカ
2026年03月09日 深海生物冷凍標本タッチ イカ祭り

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