ウツボ好きトリーターのウツボの話 17

みなさんこんにちは、藤田です。
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。
師走らしく年末の焦燥感に駆られる日々をお過ごしの方もいるかと思います。
私も癒しを求めてしょっちゅうウツボを眺めてしまいます。

相模湾大水槽の新入りウツボたちも“えのすい”にやってきて２か月と少しが経ちました。
すでに環境に馴染み、岩の上で休む姿がとってもかわいいです。

崖っぷちで休んでいるウツボ

リラックスしているようすも観察できますが、意外とアクティブに泳ぐ子も多く、浅瀬にもがんがんやってきたりします。
先日、大水槽の上の潮だまり（タイドプール）で給餌をしていたところ、ふと横に目をやると大水槽側からウツボが近付いてきていました。
バットから垂れる餌汁の匂いに気が付いたのか、石組みの下に隠れているサビウツボに餌をあげたので気が付いたのか、どちらにせよ敏感な嗅覚です。

こんなに寄ってきます

ウツボは餌の匂いを察知すると上陸して獲物を捕らえることもあるといいますが、この個体は果たしてそんな野性味あふれる行動をとるのでしょうか！？
試しにイカナゴを岩の上に設置して観察してみます。

早速気付いたようすです

体をくねらせてさらに近づきます

イカナゴに到達！

無事イカナゴにありつけました

相模湾ゾーン

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